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第12回さがの映像祭 終了&審査結果発表

2016.2.19 

第12回
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~手話は言語 デフムービーって何だろう~
2016年1月23日・24日
龍谷大学 響都ホール

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のべ約300名のご参加をいただき、終了しました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

当日プログラムをご覧いただけます。
第12回さがの映像祭 当日プログラム(PDFファイル A4サイズ6p 2,079KB)

◆プログラム◆

■第12回映像作品コンクール 応募作品上映■
ホールにて2日間に分けて全10作品を上映しました。ロビーでも上映を行いました。

写真左:審査員早瀬憲太郎氏より応募作品紹介とメッセージをいただきました
写真中・右:ホール上映前に制作者よりコメントをいただきました


写真左・中:ホール上映 写真右:ロビー上映
   ※10作品の詳細は、当日プログラムに掲載しています

■映画上映「長州ファイブ」(1/23)■
幕末、日本工業の近代化を目指し命がけで渡英した長州藩の5人の志士の物語。
その中の一人山尾庸三は、帰国後、盲・ろう教育に熱心に取り組み、東京聾唖学校(現在の筑波大学付属聴覚特別支援学校)の前身となる学校設立に関わりました。
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写真:映画上映前に、ろう映画監督の大舘信広さんよりこの映画の内容や制作背景を紹介していただきました。

 ■映画上映「奇跡のひと マリーとマルグリット」(1/24)■
聴覚障害のある少女が集まるフランスの修道院にやってきた盲ろうの少女マリーと、マリーの教育係となった修道女マルグリットの物語。
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写真:映画上映前に、フランスのろう映像クリエーター ラグリュ・ジェームズさんよりフランスろう映画の簡単な紹介をしていただきました。

■映像に関するワークショップ■
1.集まれ映像クリエーター〜はじめの一歩〜(1/23)
スマートフォンを使って、誰でも手軽に動画を撮影できるようになりました。
今回は、聴覚障害者情報提供施設 京都市聴覚言語障害センター職員で映像制作編集に携わっていらっしゃる青山真一さんの進行により、映像制作体験のワークショップを行いました。
「撮れる」と「撮る」をテーマとし、「映像が持つ力」や映像制作の流れについての講義のあと、参加者が自分のスマートフォンで一人10秒以内のシーンを撮影し、最後に全員の映像をつなげてさがの映像祭を紹介する映像を作りました。

写真左:制作体験前の講義。「『撮れる』と『撮る』は違う」と語る青山さん(写真中央)
写真右:スマホで撮った映像を取り込む

2.映像作品コンクール つくる人×見る人(1/23)
映像は「見る人」がほとんどだと思いますが、「つくる人」はどんな想いを持って制作されているのでしょうか。2015年度映像作品コンクール応募者の松谷琢也さん(作品「チャップリンからの伝言)、谷進一さん(作品「ふれる」団体名:手話舞台「箱!」)、伊藤徹也さん(作品「記憶のない日と黒い人」)に、映像制作上のさまざまな想いを語っていただきました。

写真左 右より伊藤さん、谷さん、松谷さん、アドバイザーの今村彩子さんと横地由起子さん
写真右 コメントされる今村さん
応募者の3人の方には、ご自身が手がけた作品への想いやどんなところを見て欲しいか、今回制作して感じた苦労・発見・反省点、お互いの制作方法について思うこと、アドバイザーのお2人への質問など、たっぷりと話していただきました。参加された方には、完成した各映像作品を見るだけでなく、制作者がどのように考え作られているのかを知ることで各作品への理解を深めていただくことができたと思います。

3.字幕〜鼓の音は「ポン」か「カン」か〜(1/24)
映像にはさまざまな字幕があります。映画の字幕、テレビ番組の字幕、CMの字幕…。音声言語に囲まれて日常生活を送る聴覚障害者にとって、字幕は映像から情報を得るための大切な手段です。
「目で聴くテレビ」ディレクターの柳喜代子さんが、ご自身の経験を元にさまざまな字幕の例を出しながら「聴覚障害者にとっての良い字幕とは何か?」を参加者と一緒に考えてみました。(写真左)

いろいろな字幕表示を比べて(写真右)どれが一番良いのか議論をしたり、日々感じている字幕への想いを吐露したり、ろう者の参加者が手話で音の説明を受けて「これは字幕なしでOK」と思っても、実際に字幕をつけた映像を見ると「やっぱり字幕があった方がよい!」という意見に変わったりと、ろう者・健聴者の双方から活発な意見が交わされ熱気あふれるワークショップとなりました。

■映像作品コンクール 審査発表・表彰・審査員による講評(1/24)■
深川勝三・睦賞トロフィー画像毎年「さがの映像祭」の最後は、映像作品コンクールの受賞作品表彰式です。
今年度も各賞の発表とともに、高田英一実行委員長から賞状と盾が受賞者に渡されました。

40歳以下のろう者に贈られる「深川勝三・睦賞」は、2014年度より新設されました。睦聾唖映画保存会よりご提供いただき、会長の高正次さんから特製トロフィーが受賞者に渡されました。ガラス製のトロフィーには日本最初のろう映画監督・深川勝三さんの姿が彫り込まれています(写真)。

【受賞作品】
大賞 1点
 「ゆいまーる寺子屋 聴覚障害児のための居場所」小渡佑希子(沖縄県)
優秀賞 1点
「それいけくいしんぼ 兼六園・広坂界隈」石川県聴覚障害者センター
奨励賞 2点 
「吃音と共に」京都市聴覚言語障害センター
 「チャップリンからの伝言」松谷琢也(奈良県)
深川勝三・睦賞 1点
「ゆいまーる寺子屋 聴覚障害児のための居場所」小渡佑希子(沖縄県)
会場特別賞(参加者投票による賞)3点
「気づき〜みんな何かできる〜」NPO DAIWA-ya(ダイワヤ 大阪府)
「チャップリンからの伝言」松谷琢也(奈良県)
「ゆいまーる寺子屋 聴覚障害児のための居場所」小渡佑希子(沖縄県)
〜〜おめでとうございます〜〜

 

今後も、さがの映像祭を開催してまいります。
次はあなたも「映像作品コンクール」に参加してみませんか?
今後、2016年度の作品募集を行う予定です。応募要項はこちらのホームページに掲載しますので、ぜひ奮ってご応募ください!

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年度をクリックすると、過去の映像祭のページが開きます。
受賞作品や企画内容をご紹介しています。
◆2014年度 第11回きょうと聴覚障害者映像祭
◆2013年度 第10回さがの聴覚障害者映像祭
◆これまでの映像祭一覧

【さがの映像祭に関するお問い合わせ先】
全国手話研修センター企画課
FAX 075-873-2647    TEL 075-873-2646 受付時間 平日9:00~18:00
Email  kikaku●com-sagano.com    ※●を@に変えてお送りください

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